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プレミアリーグ 第30節 リヴァプール戦 【マッチレビュー】

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こんにちは。
2週間ぶりのプレミアリーグとなったリヴァプール戦、結果は3-0のスコアで完敗、今シーズン1番退屈でただただ観ていてツラい試合でした。
試合を振り返っていきます。

試合結果

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bt.comより出典

【得点】
64'  0-1 ディエゴ・ジョタ
68'  0-2 モハメド・サラー
82'  0-3 ディエゴ・ジョタ

プレミア公式のマンオブザマッチは76%の得票率でディエゴ・ジョタ。
彼の投入が間違いなくキーモーメント。



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premierleague.comより出典

ボール保持率は35.8%、ショッツは3本という散々たる数字。
もはや”BIG6"同士との対決とは言えず、”格上”の攻撃にただただ防戦一方、そのまま何もできず試合を終えた”格下"といったところでしょうか。

直近でウェストハム、バーンリー相手に勝ち点を取りこぼしましたが、レスターとトッテナムに勝利したチームがなぜこんな負け方をするのか、、

サカ、スミスロウ、シャカといった主力を欠いた上に、オーバメヤンを左サイドで起用した時点で既に詰んでいた試合だったのかもしれません。

フォーメーション

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46'  ティアニー ⇄ セドリック
58'  セバージョス ⇄ エルネニー
77'  オーバメヤン ⇄ マルティネッリ


サカ、スミスロウ、ルイス、ジャカが欠場。
ルイスは日曜に膝の手術を受け、復帰には数週間程度かかるようで、今シーズン中にフィットネスを完全に取り戻せるのか怪しいところです。その他3人は次戦のセレクションに含まれそう。

気になったのは、右SBと左CMと左WGの起用法で、ここのチョイス次第ではもう少し違った展開もあったのではという気がします。正直、ティアニーの負傷交代を除いた残り2枚の交代カードは、この選手起用のリカバリーでしかなかったかなと。

アーセナル

気になった選手について

パーティ

絶望的なパフォーマンスを見せたチームの中で、良かった選手を強いて挙げるならパーティ。パスミスは散見されましたが、球際の強さやトラップで相手をかわす技術は流石でした。

ホールディングとセバージョス

シティ戦と似たような失点に絡んだホールディング、安易なパスミスやボールロストが目立ったセバージョスですが、両選手ともに約1ヶ月半ぶりのプレミア先発で、インターナショナルブレイクも重なっていたことを考えると、個人的には試合感の部分で多少同情の余地があります。(それを言ったら元も子もありませんが)

オーバメヤン

こちらに関しては一切同情の余地なし。印象もデータも最悪で、前節に引き続き今回もショッツはゼロ。プレスも甘く、キャプテンとしてチームを鼓舞している様子もありません。

サラーとA・アーノルドというプレミア屈指の右サイドに対し、実質1人でマッチアップするティアニーの負担は凄まじく、オーバメヤンの起用によって守備力の低下のみならず攻撃も停滞させてしまう始末、次節以降アルテタには決断が求められます。

言いたくありませんが、今はあの髪型がほんとに腹立たしい、、

リヴァプール

マネ、サラー

テクニックやスピードに目が行きがちな2人ですが、ゴールに背を向け、相手を背負った状態でのキープ力の高さは、観ていてとても印象的で、ボールロストが目立ったぺぺやオーバメヤンとの差を感じる試合でした。

ジョタ

今回のマンオブザマッチリヴァプールのフロント3に対応を強いられる状況で、4人目として前線に飛び出してくる彼を捕まえるのは、DF陣にとっては困難です。

ミルナー

ヘンダーソンが欠場しているもののカーティス・ジョーンズやチェンバレンなどを差し置いての出場。
ちなみに彼の週給は14万ポンドで、ウィリアンより5万ポンドほど安い。

総括とその他

今節を終えて今季残り試合は8節、4位との勝ち点差は10ptとなり、リーグ戦からのCL権獲得は絶望的で、ELからの出場を狙うよりほかない状況になりました。

そのELで勝ち上がったとて、ユナイテッドとぶつかる可能性が高く、あんな試合を見せられた後では正直負ける気しかしません。



 アルテタは就任からプレミア50試合目を迎えたそうで、戦績が3政権の中でワースト。就任したタイミングや各々当時のチーム事情は異なるので、単純な比較はナンセンスですが、割とショッキングなデータです。

中でも気になるのが、得点数もワーストという点で、シーズン途中苦しんだ攻撃面での機能不全が大いに影響していることが伺えますが、その期間を差し引いてもヴェンゲル時代に比べると攻撃力の低下は否めません。

ヴェンゲル政権に終止符を打った以上、アーセナルに求められるのはメジャータイトル獲得という結果です。

ただ、1ファンとして思うのはそれはあくまでも”アーセナルらしく”美しく勝利した上であってほしいということ。守備はもちろん大事だけど、攻撃が一番大事だということ。

"Gooner"としてそこだけは絶対に譲れません。

アルテタにはそんなアーセナルを見せて欲しいです。

アーセナルらしさ”については、色々思うところがあるので、また別の機会に。
THE ARSENAL WAY



読んで頂きありがとうございました。

おわり

 

アーセン・ヴェンゲル自伝 赤と白、わが人生 (ヨシモトブックス)

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